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一般民事

飲食店における事故

事件概要

仕事の昼休みにチェーン店のレストランに昼食に出かけた方が、店内のトイレに行って戻ろうとしてドアを開けたとき、足を滑らせ、転倒し、腕を骨折しました。
原因は、お店のアルバイトの男性が廊下を水を撒いてモップで掃除をしていたので、床面が水浸しの状態であったことにありました。
事故直後、店の関係者は、責任を認めるような発言をし、治療費は全部出します、損害は全額補償しますと約束しました。しかしその後、店側は、廊下は水浸しでなかったので、転倒したのはその方の不注意によるものであるとの主張をするようになりました。
そこで、当事務所にて店に対し、損害賠償を請求することとなりました。

解決方法・結果

まず、事前に店に下見に出かけ、位置関係を調べました。
また、事故の際に身に着けていた衣類等の写真が残っており、そこには水に濡れた痕跡が残っていました。
そのほか、病院のカルテや、消防署の救急対応記録を取寄せました。そして、店を相手に損害賠償の訴訟を起こしました。店側は予測どおり争ってきましたが、原因と被害を基礎づける証拠から、店側が800万円を超える賠償金を支払うという和解が成立し解決に至りました。